「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へ

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「英語を学ぶ」段階から「英語で学ぶ」ことが可能な段階に入ったとき、そこで何を学ぶか、がその後の英語力の向上に重要な意味を持つように思います。

興味のある分野を学ぶ

最善なのは、自分がもっとも興味が持てる分野を学ぶことだと思います。興味があればそれだけ夢中で勉強しますからね。もちろん学ぶ対象は英語ではなくなっているものの、英語を使って学ぶために、英語を勉強しているということを意識することなく、英語力が自然と伸びていく、という好循環に入るということですね。

さて、あなたは何を学ぶでしょうか? 学ぶ、といっても推理小説を読む、でも全く問題ないと思います。推理小説、いいですよね。物語も佳境に入ってくると、続きが気になってどんどん読み進みたくなります。わからない単語がでてきても、意味を推理してどんどん先に進むもよし、さっと辞書を引いて意味を調べてから先に進むもよし、夢中になって読み進めているうちに自然と英語力は伸びていくのは間違いないと思います。

私が今読んでいる本

私は今、2冊同時進行で電子書籍を読んでいます。1つは、南北戦争前後の米国のビジネス史に関する本で、もう1つはポシティブ・シンキングについて考察する本です。本を読む時間をそんなにとれるわけではないのですが、2冊を同時に読み進めていくという道を選んでしまいました・・・。

1冊目・・・

1冊目の本では、今、コーネリアス・ヴァンダービルドという人物について書いてある章を読んでいるのですが、高校の社会で日本史を選択した私はこの人物のことを知りませんでした。世界史を選択した人であれば、当たり前に知っている人物なんですかね? 大学時代の専攻は経営学でしたが、経営史の授業でもしかしたら出てきたかもしれないです。まったく覚えていなかったですが(いばって言うことではありませんね・・)。

彼は、海運業から身を起こし、やがて海運事業を売却して得た資金を元手に鉄道業に進出し、そこでも大成功して「鉄道王」と呼ばれるまでになった人物だそうです。

コーネリアス・ヴァンダービルドについて書かれているページのリンクを一応貼っておきますね。

www.wikiwand.com

2冊目・・・

2冊目の本、ポシティブ・シンキングに関する本は、今読んでいる章では、劣等感にさいなまれていれる人の劣等感の正体を突き止めるには、時間をかけた詳細な分析が必要だが、当面の対処法として聖書の一節を心を込めて唱えて祈れば、事態はだいぶ良くなる、という趣旨が書かれています。この辺はキリスト教の影響を強く受けた著者が、キリスト教の影響を受けた読者に向けて書いているという印象で、宗教観が薄いといわれる日本人の私にはなかなかピンときませんでした。しかし、この先どんなことが書いてあるのだろう、ととても気になり、さらに読み進めていきたい、と思える内容なので、今後そうしていくことが楽しみです。

こうやって興味のある分野の本を英語で読んでいけば、英文読解力は嫌でも勝手に伸びていきますよね。(了)

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